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【オリコン】男子水泳部アニメ『Free!』初のDVD総合1位

【オリコン】男子水泳部アニメ『Free!』初のDVD総合1位

【オリコン】男子水泳部アニメ『Free!』初のDVD総合1位

昨年7~9月までTOKYO MXほかで放送されたテレビアニメ『Free!』のDVD第5巻『Free!(5)【DVD】』(8日発売)が初週8290枚を売り上げ、1/20付オリコン週間DVDランキング総合首位に初登場した。

 Blu-ray Disc(以下BD)では第2・3巻で2作連続総合1位を獲得しているが、DVDの総合首位はシリーズ初。DVDでは第2・3巻で記録した2位が最高だった。同時発売のBDは、DVDを上回る初週1.3万枚を売り上げ、同日付週間BDランキング総合3位に初登場した。

 本作は高校水泳部の男子5人の友情と青春を描いた物語。第9・10話が収録されている。





概要]

本作は、京都アニメーション(京アニ)が主催する「京都アニメーション大賞」第2回で奨励賞を受賞し、2013年7月8日にKAエスマ文庫から発売されたライトノベル『ハイ☆スピード!』(著:おおじこうじ)を原案(前史)にしている。

小学生のスイミングクラブでの優勝以降、水泳から遠ざかっていた主人公たちが高校在学中に設立した、男子水泳部での日々を描く。報道向け資料では、「躍動感あふれる美少年ぞろいの男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語」などと銘打たれている[1][2]。

2013年3月に本放送中だった同じ京アニ制作のテレビアニメ『たまこまーけっと』の枠内で「水泳編」と称したCMが放送された[3]後、同年4月26日にニコニコ生放送にて行われた「京都アニメーション新作発表会」で本作が『ハイ☆スピード!』を原案としていることが発表され、同時にタイトル、スタッフ、担当声優も明かされた。

制作に際しては鳥取県岩美郡岩美町がロケ参考地となっており[4]、スタッフは現地のNPO法人「とっとりフィルムコミッション」の案内を受けて取材を行った[5]。また、京都府京都市にある「京都アクアリーナ」とその周辺を取材の末にモデルとした屋内プール施設も登場し[要出典]、エンディングクレジットには同法人や同施設が名を連ねている。

朝日放送が製作委員会に参加しており、京アニが在阪局と組んだ初の作品である。なお、製作局の朝日放送とは系列外である日本テレビ系列『ZIP!』2013年9月25日放送分では、当作品が特集された[6]。

七瀬遙の台詞「俺はフリーしか泳がない」は、2013年度アニメ流行語大賞で銅賞(3位)を受賞した[7]。

ストーリー[編集]

海辺の町に住む七瀬遙は、かつては同学年の橘真琴やライバルの松岡凛や下級生の葉月渚と同じスイミングクラブに通っていたが、凛はオーストラリアに水泳留学してしまい、さらにクラブが閉鎖してからは、水にこだわりつつも競泳はせず、無気力に高校生活を送っていた。しかし同じ岩鳶高校に入学してきた渚から閉鎖されたスイミングクラブが取り壊されることを聞き、かつて凛の提案でクラブの裏庭にタイムカプセルとして埋めた遙・凛・真琴・渚のチームがリレーで獲得した優勝トロフィーを掘り起こすことになり、凛を除いた3人で深夜に施設内へ入り込む。そこでオーストラリアにいると思われていた凛と数年ぶりの再会を果たすが、昔とは違い凛は3人に非友好的な刺々しい態度になっていた。渚と同学年である凛の妹の江から、凛は日本に戻っており、水泳の強豪校・鮫柄学園に編入していたことを聞いた遙達3人は、凛に会うために夜中の鮫柄学園に忍び込んだが、遙は無人のプールで泳ぎだしてしまう。そこへ現れた凛に遙はフリーで競泳勝負を申し込むのだった[8]。

翌日、渚は、岩鳶高校で水泳部を始めることを提案し、遙と真琴も了承する。「あまちゃん先生」こと天方美帆に水泳部顧問になってもらえたが、部として認可されるためには、あと1人の部員規定数を充たし、今は使われておらず荒れ放題のプールを自力補修しなければならなかった。早速、取り掛かる3人だったが、補修は順調に進むものの、勧誘ははかばかしくない。一方、鮫柄学園に兄の凛を訪ねた江は御子柴清十郎から、凛は水泳部に在籍していないと知らされる。さらに真琴から鮫柄での遙との競泳に勝っても凛は不機嫌だったと聞かされ、兄を心配した江は、遙達が凛を変えてくれることを期待して水泳部にマネージャーとして入部することになった。条件を充たした岩鳶高校水泳部は無事発足することになり、その報せを受けた凛も鮫柄の水泳部に入部する決意を固める[9]。

水泳部は始動したものの、岩鳶高校に屋内プールがないため泳ぎの練習がままならない。有料の屋内プールを使用するための部費を捻出する実績作りにも、渚の望むリレー競技で大会に出るにも、泳者はあと1人、最低でも4人必要ということが浮き彫りになる。渚の勧誘を断った竜ヶ崎怜は、スポーツに対して独自の美意識を持っており、陸上部で棒高跳びをしていたが、渚は怜の競技フォームの美しさを知って、熱心に再勧誘し始める。しかし怜の美意識は水泳を忌避していた。江は屋内プールのある鮫柄学園との合同練習を取り付けてきたが、ここでも参加するには4人必要ということになり、渚の懇願に自身の競技に行き詰まっていた怜は、仮入部員として同行することを了承する。合同練習で泳げないことが発覚してしまった怜は、遙の泳ぎの自由さや力強さに感銘を受け、水泳部に正式入部を希望する[10]。

岩鳶高校でも屋外プールが使える季節となり、泳ぐための理論は納めたという怜も自信満々で実技の練習に入る。渚が平泳ぎを、真琴が背泳ぎを指導するが、フォームは整っているものの怜は泳ぐことができない。江は県大会出場に向けた練習のスケジュールに合わせて怜に泳げるようになるための期限を設け、始めは指導を拒んでいた遙までも見かねてフリーを教えるが、それでも泳げぬ怜は落ち込む。しかし残った泳法のバタフライを試してみたところ、漸く泳ぐことができたのだった[11]。

登場人物[編集]
七瀬 遙(ななせ はるか)声 - 島﨑信長、松元惠(小学生時代)岩鳶高校2年生。表情を顔にあまり出ず、愛想も無い上にマイペースに振る舞う。泳ぐことが大好きで、「水」というものに独自の価値観を抱いており、タイムや勝敗に関心はなく、フリーに強いこだわりを見せる。単身赴任となった父に母が同行したため、現在は一軒家で一人暮らし中。幼馴染の真琴や渚から「ハルちゃん」と「ちゃん」付けで呼ばれることを嫌がっている。中学1年生で水泳部を退部してから競泳をやめており、「20歳過ぎれば、ただの人」という諦観を囲い無気力な日々を送っていた。真琴からは「水なしでは生きていけない」とまで言われるほど「水」に飢えており、日常では朝から水着着用で水風呂に浸かり、下着の代わりに常時水着を着用するなど、「泳ぐこと」に関しては非常に特異な部分が目立つ。また、泳げる機会や場所を見つけると、躊躇いなく服を脱ぎ出す悪癖がある。毎食のようにオカズにするだけでなく、お茶請けに出そうとするほど鯖が好き。種目はフリー。水泳部を発足するに辺り、泳ぎはメンバーで一番速いが部長向きの性格ではないため、副部長を務めることになった。橘 真琴(たちばな まこと)声 - 鈴木達央、雪野五月(小学生時代)岩鳶高校2年生。遙の幼馴染で親友。同じスイミングクラブに通っていた仲間の1人でもあり、現在では彼のことを「ハル」と呼んでいるが、昔のように「ちゃん」付けしてしまうことがある。普段から突飛な行動の目立つ遙に呆れたりツッコむことも多いものの、水に焦がれる彼の気持ちをよくわかっている良き理解者。無口な遙の言葉を代弁することも多く、マイペースな彼の扱い方についてもよく弁えている。気は優しいが、やや臆病で小心者な面もある。3人兄弟の長男で小学生の弟と妹がおり、家でも面倒見の良い兄である。スルメイカを持ち歩いている。幼い頃に自身が慕っていた老漁師が、近海の海難事故で亡くなってしまったという経験を持つ。そのため、密かに海に恐怖心を抱いていたが、海合宿の際の荒れた海で遭った水難の際に他メンバーへの告白を経て、改善された様子を見せる。老漁師にもらって大事にしていた金魚は小学6年の頃に死んでしまった[12]ため、自宅の庭に設えた小さな墓には今でも花を手向けている。種目は背泳ぎ。水泳部設立の際には、渚に推薦されて部長となる。松岡 凛(まつおか りん)声 - 宮野真守、渡辺明乃(小学生時代)鮫柄学園2年生。鮫を彷彿させるような、鋸状の歯並びが特徴。遙とはスイミングクラブでのライバル的存在で、装着したゴーグルや帽子のゴムバンドを後ろから引っ張る癖がある。オリンピック選手を目指し、中学校進学を前にオーストラリアへの水泳留学が決まり、日本を離れる直前に自分と遙たちの4人で泳ぐ最後の機会として、フリーにしか興味のなかった遙を「見たことのない景色を見せてやる」とリレー競技に誘った。物語開始の1か月前に帰国して全寮制の鮫柄学園へ編入したため、寮暮らしをしている。小学生の頃は明るく社交的な性格をしていたが、現在は昔と違って険のある対人態度になっており、遙たちや江を困惑させている。第2話で鮫柄学園プールで遙と勝負した時点では水泳部に在籍しておらず、真琴から遙たちが岩鳶高校で水泳部を作ったと知らされてから、水泳部への入部を決意する。小学生時代のリレーではバタフライで泳ぎ、高校でも優れた記録を持っているが、遙との勝負にこだわってクロールでエントリーする。父も子供の頃に水泳でオリンピックを目指していたが、漁師となって松岡兄妹の幼い頃に水難事故で死亡しており、自身が父の夢を果たしたいという想いを持っている。葉月 渚(はづき なぎさ)声 - 代永翼、佐藤聡美(小学生時代)岩鳶高校1年生。遙たちのスイミングクラブでのかつての後輩にあたり、遙や真琴といった親しい間柄の人物を「ちゃん」付けで呼ぶ。クラブの閉鎖以降、遙や真琴とは違う中学校であったために疎遠となっていたが、遙の泳ぎに憧れてまた一緒に泳ぎたいという想いから岩鳶へ入学した。邪気がなく、大胆で真っ直ぐな性格で行動力があり、メンバーのムードメーカー。遙と凛の対決後に岩鳶高校での水泳部設立を提案し、真琴を部長、遙を副部長に指名すると自身も会計に就き、意欲的に取り組む。同級生の怜の棒高跳びのフォームに惚れ込んだことと名前が女っぽいという共通点によるシンパシーから、熱心に勧誘して入部させることに成功する。種目は平泳ぎ。竜ヶ崎 怜(りゅうがざき れい)声 - 平川大輔、日笠陽子(小学生時代)岩鳶高校1年生。赤縁のセルフレーム眼鏡を掛けている。常に丁寧語で会話する。理論と計算でスポーツに向かい合い、そこから導き出される美しさにこだわるという独特の美意識を抱いており、入学後は陸上部で棒高跳びをしていた。対して水泳は人間が競技するに不自然で美しくないと感じ、泳げないこともあって同級生の渚からの水泳部へ勧誘されても、断っていた。自身の美意識を体現したはずの棒高跳びの記録に伸び悩んでいたところ、仮入部として鮫柄との合同練習に参加し、そこで見た遙の泳ぎに魅せられ、水泳部へ正式入部することになる。入部当初は理論による自信とは裏腹に他部員から指導を受けた泳法で泳ぐことができず、バタフライでのみ泳ぐことが可能であることが判明する。そのため、練習によってはビート板やプルブイを着用している。自身のコンプレックスや失敗や不出来に関しては様々な言い訳を並べて強情ぶる一方、密かに単身で練習して努力する一面もある。松岡 江(まつおか ごう)声 - 渡辺明乃岩鳶高校1年生。凛の妹。凛が日本へ帰国して寮に入ってからは帰宅せず、連絡もろくに無いことを心配している。友人には「男なのに女みたいな名前」として遙たち3人の共通点を挙げたものの、自身は戦国武将・浅井長政の三女・江(ごう)と同じ名前であるが、「女なのに男みたいな名前」の響きを嫌がり「コウ」と呼んでほしいと常々主張している。男性の鍛えられた肉体に見蕩れてしまう一面があり、筋肉の部位や名称にも詳しい。水泳部に4人目の部員として入部し、マネージャーを務めることになる。部員たちが言い出すより先に練習のための場所や相手を探してくるほか、データを収集分析してスケジュールを決めたり合宿を設定するなど、積極的に活動していく。天方 美帆(あまかた みほ)声 - 雪野五月遙と真琴の担任である、新任の古文の教師。着任早々「天ちゃん先生(あまちゃんせんせい)」というあだ名で呼ばれている。地元出身で東京の大学へ進学した後に何かしらの職業へ就いたが、夢破れて教師として故郷へ舞い戻ってきたらしいと生徒から噂されている。東京で「水着関係の仕事」をしていたという噂を聞きつけた渚と真琴から懇願され、当初こそ気乗りしなかったものの水泳部顧問を引き受ける。紫外線曝露を気にしているため、プールサイドや海辺では常にパラソルを用意している。第10話ではふとしたことから「水着関係の仕事」の実績であるグラビアアイドル「西九条まりん」として掲載された白いビキニ水着姿が吾朗の目に止まり、彼と美帆を気まずさで焦らせることとなった。花村 千種(はなむら ちぐさ)声 - 佐藤聡美松岡江の友人。水泳部部員ではないが、江への友情から彼女を手助けすることがある。御子柴 清十郎(みこしば せいじゅうろう)声 - 津田健次郎鮫柄学園の水泳部部長。凛を捜して水泳部にやって来た江の可愛さに好感を持ち、それ以降も気にかけるようになった。似鳥 愛一郎(にとり あいいちろう)声 - 宮田幸季鮫柄学園1年生。凛に憧れて慕う水泳部部員。右の目元に泣き黒子がある。小学校時、凛が遙たちと一緒に出た大会へ出ており、その時から凛や遙たちを知っている。笹部 吾朗(ささべ ごろう)声 - 家中宏遙たちが通っていたスイミングクラブのコーチ。現在は宅配ピザ屋でアルバイト中。教育指導経験者にして祖父の漁船を操縦できる船舶免許所持者であるため、ピザの配達を依頼される形で度々遙たちに呼び出され、相談相手にされたり伝手を頼りにされたりと、付き合わされている。学生時代はまりんのファンだったため、彼女の正体が美帆であることを知った際には動揺して先述の旨を明かしたが、当の美帆からは他人へばらさないよう無言の圧力をかけられている。




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